1.研修認定薬剤師とは?
認定薬剤師とは、研修認定薬剤師制度のもと、倫理、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規・制度など、良質の薬剤師業務を遂行するために、自己研鑽した成果について、一定期間内に所定の単位を取得したと申請した後、認定された薬剤師です。
認定されたことにより、他の医療従事者や患者様からの信頼を高め、常に時代に即した薬学的ケアを行える薬剤師であることを示すことができます。
また、この認定は、免許の更新と同じ効果を期待するものでもあります。
2.研修認定薬剤師制度とは?
薬剤師は、時代に即応した医療需要と社会的要請に応え、薬剤師として必要な責務を全うするために、生涯にわたって研修等による自己研鑽に努めなければなりません。その研修実績の保証の1つとして認定証があります。
これは、全職域の薬剤師の方々が自らの責任で、薬剤師免許を持つにふさわしい資質を維持するための生涯研修をバックアップし、その成果を客観的に認定するものです。
現在、薬剤師認定制度認証機構(CPC)では、33団体の認定制度が認証されています。リストはこちら
3.認証機構により認証された認定制度の例示
- G01 公益財団法人日本薬剤師研修センター(研修認定薬剤師制度)
- G15 埼玉県病院薬剤師会生涯研修センター(生涯研修認定制度)
- G16 一般社団法人日本女性薬剤師会(生涯研修認定制度)