第29回 埼玉県薬剤師会学術大会

メインテーマ 地域、人への探究心 ~寄り添う薬剤師になるために~

◇開催案内◇

◇次第(プログラム)

日程・形式

日  時:令和5年11月3日(金・祝)  10:00~16:40
形  式:ハイブリッド開催
会  場:埼玉県県民健康センター 大ホール
      埼玉県さいたま市浦和区仲町3-5-1
     ※Webは、Zoomによるオンライン配信

講演内容

○特別講演『フレイル予防で健康長寿と幸福長寿の両立を目指す~地域づくりの中で我々のできること~』
      東京大学 高齢社会総合研究機構 機構長 飯島 勝矢 先生
○発表強化セッションⅠ 2024年の発表に向けて情報共有
 演題1『在宅医療の意識調査~日薬2024発表に向けて~』  向後 佑希 先生
 演題2『始めよう!発表へ向けての準備~今できること~』 高橋 友哉 先生
 講演1『倫理審査の実際と注意点』            松田 佳和 先生
 講演2『よりよい発表にするためのアドバイス』      大嶋  繫 先生
○発表強化セッションⅡ「発表のコツ」過去の優秀発表より
 演題1『研究発表へのはじめの一歩~仙台大会での発表を通じて~』
                              吉川 陽子 先生
 演題2『保険薬局における学会発表のリアル』       野田 政充 先生
 演題3『地域薬剤師会の委託事業報告のポスター発表を経験して
     〜卒後40年からの学会発表』           清水 勝子 先生
○人と寄り添う対人業務セッション「人への探究心=患者とのエピソード」
 講演1『少しのお節介』                 藤田 照子 先生
 講演2『独居患者さんとの関わり』            根本 昌子 先生
 講演3『薬学管理におけるエモーショナルインテリジェンスの必要性』
                              田島 敬一 先生

受講料

埼玉県薬剤師会会員   5,000円
埼玉県病院薬剤師会会員 5,000円
上記会員以外      7,000円
学生                                   無料

申込方法・期間

方  法:日薬プラットフォームにログインし、お申込みください。
期  間:令和5年9月28日(木) 13:00 ~ 10月31日(火) 23:59

お申込みの際は、受講方法(会場またはweb)により、申込の入口が異なりますので、ご注意ください。
また、埼玉県病院薬剤師会会員の先生方は、専用の入口からお申込みいただけますようお願いいたします。

備考

・研修認定薬剤師制度3単位(申請予定)
 ※単位の取得には、事前にPECSの登録が必要です。


第29回 埼玉県薬剤師会学術大会の開催にあたって

一般社団法人埼玉県薬剤師会
会 長  斉藤 祐次

皆様には、日頃より本会の運営等につきまして格別の御協力、御支援を賜り心から感謝申し上げます。
埼玉県が 2024(令和6)年の日本薬剤師会学術大会の開催地に決定し、実行委員会を立ち上げ準備を進めており、会場は、大宮ソニックシティ、パレスホテル大宮、さいたまスーパーアリーナの 3 会場に決定、大会のプロモーションビデオは大会ホームページの左上に掲載しましたので是非ご覧ください。また、公式SNS も始めましたので、是非フォローしてください。日薬学術大会は、全国から埼玉県に薬剤師が集まり研鑽するとともに、埼玉県に集まった薬剤師から全国に発信する機会と考えております。
この埼玉県薬剤師会学術大会も、同様に県内の薬剤師が集い、県や県民に発信する機会と捉えています。
さて、本年は 11 月 3 日、埼玉県県民健康センターにおいてハイブリットで埼玉県薬剤師会学術大会を開催します。コロナ禍でWebを有効に活用して研修会等を開催して参りましたが、皆様と顔を合わせて大会を開くのは 3 年ぶりになります。是非会場においでいただきたいと思います。
今年のテーマは「地域、人への探求心~寄り添う薬剤師になるために~」です。これからの薬剤師は、地域ケアシステムの体制が整備されていく中で、薬局や薬剤師が、地域のどこに何があるかという情報を知っておく必要があります。地域を良く知るということは、人を良く知ることに繋がることから、地域、人への探求心としました。
そして、このテーマに沿って東京大学高齢社会総合研究機構の機構長であり、東京大学未来ビジョン研究センター教授の飯島勝矢先生に特別講演を依頼しました。飯島先生の総合的学問体系であるジェロントロジーが、高齢社会の諸課題解決に先導的な役割を担う使命を持っており、エビデンス・ベースの政策・施策提言を行っていくことを目指されていることから、薬局薬剤師が人とつながるために役立つものと考えます。
また、隔月の発行となった埼玉県薬剤師会県薬雑誌に連載している「私の患者のエピソード」の投稿者に依頼し、薬剤師と患者が長い年月をかけて絆を深め、患者に寄り添っている経験をパネルディスカッションで、皆さんに御紹介いただくこととしました。
さらに、来秋の日本薬剤師会学術大会での発表のハードルを少しでも下げられればと、過去に日本薬剤師会で発表された会員の協力を得て、どのようなプロセスで発表を行ったかを講演いただくこととしました。

多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。