埼玉県薬剤師会では、埼玉県からの委託事業として、ポリファーマシー対策事業を実施いたします。
今年度は昨年度と同様に、埼玉県全体で実施することとなりましたので、ご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
7月7日(日)に開催する「令和6年度第1回保険薬局・保険薬剤師のための講習会」(申込期限:6月28日(金)17時まで)において、当事業の説明を行います。
講習会の詳細は、研修会案内(本会主催)をご確認ください。
背景・目的
「かかりつけ薬剤師・薬局」は個々の患者の服薬情報を一元的・継続的に管理することが求められているが、高齢者は複数の医療機関・薬局を受診している場合が多く、把握しきれていないのが実状である。そこで、多剤併用による患者の不利益を回避するために、薬局薬剤師が他職種と連携してポリファーマシー対策を実施する必要がある。
対象患者
(1)国の保険者努力支援制度(市町村) 「重複・多剤投与者に対する取組」の対象者
〔抽出条件例〕
① 直近3ヶ月を対象
② がん、精神疾患、血友病等に関する治療薬が処方されている方は除く
③ 重複…同一月内に同一薬効を持つ医薬品が処方されているもの。
多剤…同一月内に10種類以上の医薬品が処方されているもの。
④ ③の条件が直近3ヶ月のうち2ヶ月以上該当するもの
(2)薬局の薬剤師が適正化を必要と判断した方(剤数に関係なし)
実施期間
令和6年7月8日(月)~12月末日
各種資材
※本会のA会員の皆様には、県薬雑誌7・8月号にポスターを同封しますのでご確認ください。
〇薬局掲示用ポスター(PDF)
〇フローチャート
・【その1】処方箋受付時に、お知らせを持参または薬剤師が必要性を認めた場合(PDF)
・【その2】処方箋受付とは関係なく、お知らせを持参または薬剤師が必要性を認めた場合(PDF)
〇ポリファーマシー対策事業報告書・重複投薬等に係る報告書・処方医あて協力依頼文書
・【その1】処方箋受付時に、お知らせを持参または薬剤師が必要性を認めた場合(Excel)
<記入例>
・ポリファーマシー対策事業報告書(例)(PDF)
・重複投薬等に係る報告書(例)(PDF)
・【その2】処方箋受付とは関係なく、お知らせを持参または薬剤師が必要性を認めた場合(Excel)
<記入例>
・ポリファーマシー対策事業報告書(例)(PDF)
・重複投薬等に係る報告書(例)(PDF)
〇体調チェック表(Word)
報告書の提出について
(1)提出物
・ポリファーマシー対策事業報告書(その1/その2)
・体調チェック表
・重複投薬等に係る報告書(写し)
(2)提出方法
・郵送(〒330-0062 さいたま市浦和区仲町3-5-1 県民健康センター4階 (一社)埼玉県薬剤師会あて)
・FAX(048-825-0700)
・メール(joho@saiyaku.or.jp)
(3)提出期限
令和7年1月31日(金)(必着)
事後アンケートについて
報告書を提出していただいた薬剤師の皆様を対象に、アンケート調査を実施いたします。
報告書に記載されたメールアドレスにお送りいたしますので、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。