地域包括ケアシステム構築が進む中、在宅で看取りを行う機会が増えてきました。 そのときに麻薬を使う場合が増え、地域の薬局でも麻薬を取り扱うところが増えています。 しかし、まだ麻薬注射剤を取り扱っているところには限りがあります。 また、在庫のない麻薬を準備するにも薬局からの麻薬の注文には時間がかかり週末の注文は翌週中頃になる場合もあります。 こういった現状から退院に向けて切れ目ない医療を行うために(一社）埼玉県薬剤師会として医療機関に麻薬注射剤を扱える薬局情報を提供させていただくことに致しました。 入院中の処方とは少し異なるコツもあり医療機関として知っていただきたいことも盛り込ませていただいております。麻薬注射剤に関して、疑問がございましたら次のリストからお近くの薬局にご相談いただけますと幸いです。 また薬剤師会として麻薬注射剤を扱える薬剤師のさらなる育成も行っており、今後も薬剤師として在宅医療において地域貢献ができるよう努力して参ります。1はじめに
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